とある葡萄摘み人の手記

：ヘイ、スイート


誰がスイートだ


：ヘイ(そっけなく

：一緒にSpook狩りやらない？

：いや、今忙しいから(そっけなく


そりゃー、あんな薄暗い空間で二人っきりになったら何されるか分かったもんじゃーないデスヨ。
ゲームと言えどもね(￣▽￣)

：今日のテキサスはすっげー寒いんだぜ

：仮にも最南部でしょ？ どんだけ寒いのさ？

：20度だよ。雪まで降ったんだぜ

：20度ぉ？ しかも雪ぃ？ アリエナイ…どんな天変地異よｗ

：ほんとだって！ そういう君のところは何度だよ

：大体0度前後かな。雪は降ってないけどね

：0度！？ オーマイガッ！ 俺だったら凍死してるところだよ！

：ちょっと待ってｗｗｗｗ 普通たかが0度で凍死する人間の方が珍しいってｗ

：むしろ20度で雪が降るテキサスの方がアンビリバボーｗ








……………………





＊ここは笑うところです。




種明かし：

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
カナダとアメリカは温度の表記が違います。


カナダはほとんど国際標準の表示法を使っていて公式な温度表示は摂氏。

アメリカは華氏。


つまりとはそれぞれの国の標準単位で考えていたわけで、

は華氏、は摂氏と







180度違う方向を見ながら会話していたことになります。







………(ノ∀｀)




せっかくだから華氏で言う20度と0度は摂氏で何度か計算してみましょう。

華氏→摂氏の変換公式は：

(x - 32) × 0.555 = ﾟC

xには華氏の温度が入ります。

20度の場合　→　-6.66℃

0度の場合　→　-17.76℃










確かに凍死する人間も出る罠







ちなみに0℃は華氏でいくつかと言うと

1.8 × xﾟC + 32 = ﾟF

32ﾟFになります。









しかも違いに気づくのに四日かかった。








…メリケンが華氏だのマイル法だの使うからいけないのデス


そういうカナダはメートル法と摂氏使っていながら重量表記だけポンド法(lb)です。

ポンドは0.4536kgに相当。
オンズは28.3495g


カナダとアメリカを同じような国と決して思ってはいけません。
アメリカ人は気にしないのが多いけどカナダ人は必ず「一緒にするな！」と猛烈な抗議をします。

同じ言語を話すお隣同士のカナディアンとアメリカンでもこんな誤解をし合うものですから、どうして違う言語同士の日本人と摩擦なくすんなり疎通ができましょう？


そうそう、カナダ人とアメリカ人って英語のアクセントも違うんですよ。
カナダ人の喋り方は発音がアメリカ式でトーンとリズムが英国式なんですヨ。


メリケンとブリティッシュの中間とかゆーな。

が戻ってきてから…

：そう言えば白上げてるのはサポ上げ？ メインは何？

：黒よ


いつか本当にブリザドIVを撃つんですね


：おい、ログ読んだぜ。誰が君の言うことを聞かないんだって？


sayログにはそんなのありません。LSログでしょうか。同じLSにいるかは確かめなかったけど。


：典型的な男としていつ人の言うことを聞くか選んでるでしょ


つまり「聞かないとマズい」時は聞いてるってことでしょうか？


は前でしくしくと泣き出した。

：典型的な男なんかじゃねーやい(泣

はを慰めた。

：よちよち


「よちよち」は言ってません。
脚色です。


：典型的だと思ったけどなぁ


(もっと叩いてって言った時点で)思ってないけどここはお約束でしょう。

：冷血め

は前で、悔しがった。

：いや、典型的じゃないわ。私が保証する


ここからのやりとりはあまりおもしろくないので中略


：俺ってば女に生まれるべきだったかもなぁ。

：男より女の方が気が合うし。

：でも俺はゲイじゃないからな


ここでエリチェンでタル魔道士が


：(上の「俺は〜」のくだりを聞いて)うーん、まずいタイミングで入ってきちゃった？

：俺に取っちゃあね。

：いつもだよ

：みんなでをいじってるのよ


その通り


はの前でしくしくと泣き出した。

：うん

：それはよくないよ(横で聞いてた玉出し人

：いいよ、好きだし。おもしろいし


この好きものめが


：口頭ビンタね


自分で"verbal slaps"って言っておいて訳し方が分かりません。
ボスケテ


：なんだ、それならいいや:)←頭を左に傾けると笑ってる顔に見える


いいのかよ


その後他愛の無い話が続いて私は赤上げにジュノへ。
そうしたら姐さんからテルが

ここからはガール・トーク(女の子だけの会話

：彼、悪く無いでしょ

：うん


何を基準に言ってるんだこのお姉さん達はとお思いでしょうが、北米において好まれる男性は自己主張ばかりするタイプではなく上のようなユーモアのセンス(あれをユーモアと言うのかｗ)ととっさにおせじの一つや二つが言える口のうまさと「子犬のような」甘え

…なのが多い…と思う(推測

後、適当に女性陣からいじられるギャップとか(初めから徹底的にいじられているのではと言う突っ込みはナシで

子犬から狼になるタイミングを間違えると赤頭巾ならぬ赤毛の姉さんに皮を剥がされます。


いや、それは置いといてですね。

姐さん、あれだけ冷たくあしらっておいて「悪く無いでしょ」だって！
表向きは冷たくてもなんだかんだ言ってお互いホの字(死語)なのね♪

と、わくわくして返事を待っていたら

：でも若すぎるのよね

：【むむむ】


ちょっと待って、姐さんアナタいくつ…いやいやいや、同性と言えど年齢を聞くのは非礼です。


：確か19だっけ？

：そうよ


なるほど、姐さんは成人ですか。
が働いてるって言ってたしね。
アメリカで19歳が未成年かどうかは忘れたけど(飲酒は21歳から)、未成年でなくても年下の彼氏と言うのは若者の間では決してポピュラーな恋愛スタイルではない。


：だから彼に対してそんなにクールなの？

：顔がよくないとかそんなことは関係ないのよ

：どういう意味？

：彼、友達としては好きなんだけど

：興味ないわ

：そうなんだ。

：私、いい人いるし

：ほーう。だから…

：何？

：いい人いるからなんだね

：だからに興味がないのかって？

：あなたが話してくれたことからそう思ったの

：ええ、彼、いい人なんだけどね


…ごめん、どうしても「もっと/slapして」が頭に焼き付いてナイスガイ(nice guy)というよりファニーガイ(funny guy)と言う感じが…


：彼、いい人見つけられるといいね

：あら、きっと見つかるわよ、フフッ




ほう。



聞きました？
もっと/slapしてできっと彼女が見つかるんだって！


さあ、そこの殿方も今からもっと/slapしt【回線切断】



…無理な人は無理です(ピシャリ


他人の二番煎じで心がつかめるわけ無いでしょ。
そもそも「もっと/slapして」って言われたら普通のお嬢さんは三歩下がります。

このようにブログのネタにするのもいますがネ


姐さんと話してる間、が話題にされてるのを知ったみたいで(姐さん誤爆したのかな)すごい不安になってると姐さんから聞かされました。

その後シャワー浴びに退席したら「俺のことなんて言ってたの？ 頼むから教えて」とテルが。
もちろん退席中だったから無視されたと思って「:(」←頭を左に傾けて見る英語の顔文字
…とふてくされてる姿がとっても微笑ましかったですｗ

「悪いこと言ってないから心配するな」と返事しておきましたよ。


ああ、そうそう「もっと/slapして」についてですが、

この記事を書いてビス鯖の一角で女性に/slapをねだる殿方がPOPしても責任は取りません。


自己責任で